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マーケティングの弊害

私が20代の前半の頃、建築の仕事をする前に家庭用品会社の工業デザインの仕事を
していました。
結構、大きな会社なので名前は伏せますが・・
作っていたのは洗面器や椅子・洗面台やキッチン周りの掃除用品やシリコン製品など多種に
亘っていました。

私はマーケティングに基づき、デザインをしてパースや試作モデルを作ったり・
その商品の原価や量産における効率性を考える事などを行なっていました。
あたりまえの事ですが工業製品のマーケティングは多人数の共通化を考えてデザインすると、
つまらない物になり、少数を狙った独創的なデザインだと販売数が少なくなります。
イタリアなどの様に知名度の高いデザイナーが創り、たくさん売れるような事は
まずありません。

これからの時代、マーケティングに基づいた商品はどんどん角が取れて丸くなった、
悪い意味で汎用性が高い商品になっていくのかもしれないですね。
独創的な商品は淘汰されてしまう。

テレビも同じで民放だとスポンサーや制作費・視聴率という縛りがある為に、
視聴率がとりやすい内容の薄い番組になってしまう。
唯一、そういうシガラミが少ないのがNHKなのでしょうね。だから興味深い
番組が多い気がします(工業製品でいうと独創的な商品)
POSレジによる売れ筋だけを置くコンビニ・同じデザインに見える自動車・
何とか風のショートケーキ住宅を選ばない「脱マケ」の人が増えてきています。
これからの時代、メーカーはどう対応するのでしょうか?

by Masa

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